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肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい 文庫版

ついに文庫化!

著者 西山耕一郎
ジャンル 文庫
出版年月日 2019.08.29
ISBN 9784864107112
判型・ページ数 文庫
定価 本体556円+税

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内容紹介

50超のメディアで紹介され、年間ベストセラー2017にも輝いた話題の一冊が、
ついに文庫化!(以下は単行本の情報です)

★ 発売直後から各地で品切れ状態に! ★
驚異的なペースで売れてます!

全国の書店で大ベストセラー! !
「家庭の医学」部門で続々1位に! ! !

発売わずか5カ月で、
重版13刷、堂々の36万部突破! !

★ メディアで著者と本が多数紹介され、 ★
大反響を呼んでいます!

紹介実績
○テレビ
『グッド!モーニング』 (6/20、テレビ朝日系)
『ビビット』(7/13、TBS系)
『水前寺清子の情報館』(8/5、BSフジ)
『主治医が見つかる診療所』(8/7、テレビ東京系)
『この差って何ですか』(? 8/22、TBS系)
『世界一受けたい授業』(9/30、日本テレビ系)
『ひるまえほっと』(10/19、NHK総合)
○ラジオ
ABCラジオ『おはようパーソナリティ道上洋三です』(6/14)
ラジオ大阪『News Tonight いいおとな』(7/4)

○新聞
産経新聞(5/20)毎日新聞夕刊(7/20)

○雑誌
『週刊新潮』(5/25、6/1、6/8)『週刊現代』(6/12、6/19、7/21)
『女性セブン』(7/6)『月刊わかさ』(8/16)

学会推薦日本嚥下医学会・公式学会誌『嚥下医学』の推薦図書に選出! (2017年第6巻第2号)


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最近、よくムセたり、せきこんだり、していませんか?声がかすれたり、声が小さくなった気はしませんか?それ、のどの老化サインです!
「肺炎」の疑いがあります!

【 知っていましたか? 】
2011年、「肺炎」は脳疾患(脳こうそくなど)を抜き、日本人の"死亡原因の第3位"になりました。肺炎で亡くなる人の増加は、いまや社会問題化しているのです。

そして、その肺炎のほとんどは、【のどの老化】による飲み込みミスがきっかけ。
のどは、なんと【40代から衰え始め】ているのだとか!

つまり、よくムセる、せきこむ人は危険信号です。
誤嚥性(ごえんせい)肺炎の予備軍ともいわれているのです。

【 この体操さえあれば、大丈夫です! 】
でも、安心してください。
本書では、1万人を治療した「のど」の名医が、
衰えた「のどの筋肉」に若さをとり戻す
「のどの体操」をお教えします!

この方法は、
衰弱死寸前だった患者さんを元気にして寿命を10年のばしたり、
「胃ろう」の患者さんを元気にして胃ろうを抜くことができたり、
実際に効果実証済みの、画期的なトレーニングです。

しかも1日たった5分だけ! !
テレビを観ながらでも、信号待ちの間でも、
いつでもどこでも空いた時間で実践できる簡単なトレーニングばかり!

さあ、みなさん一緒に、
「のど体操」で肺炎を防ぎ、
寿命を10年のばして、
いつまでも美味しい食事をとれる健康な体をつくりましょう!


【本書の構成】
第1章 「最近、よくムセる」は老化のサインだった!
・早死にするか、長生きするかは、「ムセる」という老化サインに気づくかどうか
・「ムセる」「せきこむ」は、のどを守っている防衛反応でもある
・高齢者の肺炎の70%以上に誤嚥(ごえん)が関係していた!
・カギを握るのは「のど仏を上下させる筋肉」だった!
・お尻が垂れてくるのと同じように、のど仏の位置も下がる!?
・のど仏は40代から下がり始めていた! 等

第2章 「のど」を鍛えれば、寿命は10年のびる!
・人間が生きていくには「のどの健康」が絶対に欠かせない
・飲み込みは「奇跡のような連携プレー」で成り立っている
・飲み込むときに「意識するかどうか」でけっこう大きな差がつくもの
・「しっかり声を出す人」は飲み込み力も高い
・「声がかすれる人」は誤嚥に近づいている
・飲み込み力をキープする意外な方法とは
・飲み込み力を鍛えれば、寿命は10年延びる! 等

第3章 飲み込み力がアップする8つの「のど体操」

○ごっくんトレーニング ―― 飲み込み力をつけるための基礎運動
○シャキア・トレーニング ―― のどの筋肉を強化する体操
○ペットボトル体操 ―― ふくらませたりしぼませたりして肺活量アップ
○風船ふくらまし&吹き戻し ―― 軽くふくらませられる肺活量を維持しておこう
○ハイトーンボイス・カラオケ ―― 歌好きには一石二鳥の「のど運動」
○のど仏スクワット ―― のどの上下運動がはっきりわかる発声法 等

第4章 誤嚥を防ぐ「食べる」ルール 九か条

・食事中の「ながら食い」は厳禁
・激辛好き、お酒好きは、ここに気をつけよう
・「まずは汁物から」が、じつは危ない
・ムセやすく、のどに詰まりやすい6つのキーワード
・「よく噛めばムセない」は、間違い
・ムセにくいのは「軽くおじぎ」する姿勢 等

第5章 「のど」の大問題・小問題 お悩み解決Q&A

Q 痰が絡まりやすいのは、のどが弱いからですか?

Q 冷たい空気を吸うと咳込みます。どうしてなのでしょう?


Q 逆流性食道炎でも誤嚥をする可能性はある? どうすれば防げる?


Q 男と女ではのどの衰え方に差があるのでしょうか?

Q のどが痛いと、いつも「のど飴」を頼っているのですが......


Q うがい薬は使ったほうがいいの?

Q いびきをかく人は、のどに問題があるのでしょうか?

Q 無呼吸症候群にも、のどの不調が影響しているのですか?

Q いつも口の中を清潔にしておくべきですか?

Q ムセたとき、のどを詰まらせたときの応急処置は? 等

第6章 人間は「のど」から衰え、「のど」からよみがえる!

・口から食べられなくなってしまったら、いったいどうする?

・食べ物がのどを通ると、脳も体も人間らしい輝きを取り戻す
・「当たり前のこと」を当たり前にできることがいちばん大事
・「飲み込み力」をつけて、いつまでも幸せな人生を送ろう 等


著者紹介

1957年福島県生まれ、横浜育ち。
北里大学医学部卒業。医学博士。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科医師として北里大学病院や横浜日赤病院、国立横浜病院などで研鑽を積む。病棟医時代に「術後の誤嚥性肺炎の危険性」を経験したことをきっかけに、嚥下治療を専門分野にして、それらの人命を救おうと決意。30年間で約1万人の嚥下治療患者の診療を行う(耳鼻咽喉科・頭頸部外科としては約30万人を診療)。

現在、医療法人西山耳鼻咽喉科医院理事長(横浜市南区)。
東海大学医学部客員教授、藤田医科大学医学部客員教授。
2004年に先代から継承して横浜で開業、地域に根付いた診療を続ける。「嚥下障害を専門的に治療できる名医」として、遠方から受診に訪れる患者も多い。

また、複数の施設で嚥下外来と手術を行うかたわら、大学医学部や看護学校、言語聴覚士学校でも教鞭をとり、学会発表や講演会、医師向けのセミナー等も行う。著書に『高齢者の嚥下障害診療メソッド』(中外医学社、2014年)など。

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